『トンイ』熾烈な女のバトルが面白過ぎる!

韓国ドラマ史劇ファンなら絶対に見ておきたい作品『トンイ』はご覧になりましたか?

トンイとはヒロインの名前で朝鮮王朝・第19代王・粛宗の側室です。

トンイは今NHKで放送中ドラマ『ヘチ 王座への道』の主人公朝鮮王朝第21代王・英祖(ヨンジョ)の母親です。

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  • 朝鮮王朝・第20代王・景宗(英祖の腹違いの兄)ドラマ『ヘチ 王座への道』
  • 主人公朝鮮王朝第21代王・英祖『ヘチ 王座への道』

韓国の史劇は作品ごとに時代背景があって、それが一つの歴史としてつながっているので見れば見るほど作品を深く楽しめますよね。

 

トンイを見て思うのですが、こんなにも正義感が強くてぶれない強さを持った女性は素晴らしいなと。

母親がトンイだから民を一番に思う正義感の強い第21代王・英祖が誕生したんだろうなって。

トンイは正義を追及しようとするが余り立場を顧みずに周りの人間を巻き込んでしまう部分があって、気持ちは分かるけど…ってシーンもありました。

そこをソ・ヨンギが『あなたが動けば周りの人の命もかかわってくることをお考え下さい!』とたしなめるんです。

トンイが最後まで自分の生き方を全うできたのは、ソ・ヨンギやチョ・チャンスが近くでずっと見守ってくれていたからですよね。

 

そんな『トンイ』の見どころはたくさんあるのですが、朝鮮王朝の『三大悪女』といわれたチャン禧嬪(ヒビン)との女の熾烈なバトル合戦は外せません!

といっても、一方的にチャン禧嬪がトンイに嫉妬をしてトンイを陥れようとした結果自滅していくのですが…

その他には、チャン禧嬪とトンイのバトルを利用して権力をものにしようとする宮廷でうごめく数々の陰謀も楽しめます。

 

作中では『三大悪女』といわれたチャン禧嬪を演じたイ・ソヨンが本当に憎らしく感じますが、彼女本当に美人です。

個人的にはトンイよりも韓服が似合う色白美人で、華のある女優さんだなって思いました。

美人だけに悪役での演技が抜群に似合っていて、常に何かを企んでいそうな目つきや表情、嫉妬を爆発させて護衛を怒鳴りつけるシーンなど演技がうますぎてゾクゾクします。

イ・ソヨンはかなり『トンイ』の完成度に貢献していると思います。

 

そもそもチャン禧嬪が嫉妬をするのは、朝鮮第19代王・肅宗がプレイボーイすぎるからなんです。

朝鮮第19代王・肅宗は4人の女性がいるんです。

トンイの前にチャン禧嬪が標的にしたのは、正室の仁顕(イニョン)王后でした。

仁顕王后は美人で心優しく穏やかで思いやりがあって懐が深くて、本当に素敵な女性です。

強欲なチャン禧嬪と真逆の性格です。

一度は悪女・チャン禧嬪の企みによって王后の座を追われ廃妃にされてしまいますが、トンイが復位させてくれました。

朝鮮第19代王・肅宗を演じたチ・ジニは『正室・側室など4人の女性が登場したプレイボーイだが、個人的にはどの妃が好みだったのか?』と質問に『仁顕』と答えていましたが、皆さんはいかがでしょうか。

 

見どころ満載の『トンイ』は全60話でかなり長編ですが、次から次へと陰謀で宮中が平和な時期はありません。

最初から最後まで楽しめる作品なので、ぜひご覧になって下さいね♫

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